第3回目のデッキ紹介ページになります。マジでなんのサイトかわかんなくなってきたな……。
まあこういうページも好き勝手色々書いて置いておけるのも個人サイトの醍醐味ってことで。
第10期のパックの中で個人的に最も完成度の高いおすすめだったお気に入りパックで登場した
【ジェネレイド】を紹介します。このパックは情報が公開されてから絶対に全部の登場テーマを組む!と決めて買いまくったパックなので、そのうち同期の【ドラゴンメイド】と【斬機】とかも紹介したいと思っています。
※レシピ画像は公式アプリのニューロンの共有機能で取得したものを使用しています。
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【ジェネレイド】についてちょっと解説
今まで後攻型デッキばかり紹介してきたので先攻向けデッキの紹介。北欧神話をモチーフにしたファンタジックなイラストに豪快な効果のフィールド魔法、
相手をちまちま妨害してじわじわ追い詰めていく、レベル9モンスター中心のテーマ。北欧神話以外にRPGやソシャゲのボスキャラのイメージもあるみたいですね。
相手にターンが回った瞬間、ボスモンスターとしもべとなる敵モンスターが出現、といったイメージのようでかなり独特なデザインのデッキだと思います。
このデッキの真の主役ともいえるフィールド魔法、「王の舞台」は本当にドでかいモンスターがいきなり出てきた!!ついでにトークンもポコポコたくさん出てきた!!みたいに効果がド派手!!
まあやることは嫌がらせという名のデバフをちまちまやり続けるっていうのがRPGのボスとしては陰湿だなあって思うのであれなんですけど……。
ジェネレイドは2021年2月現在、カテゴリのモンスターが10体、そのうちレベル9モンスターは8体、あとはレベル4が1体、エクシーズモンスターが1体です。
レベル7以上のモンスターを出すには通常リリースが2体必要ですが、ジェネレイドは前述のフィールド魔法「王の舞台」さえ発動してしまえば、リリース要員のモンスターを捻出をせずとも
相手のドローに反応してデッキからジェネレイドをいきなり特殊召喚できるので、きちんとデッキバランスを考えながら構築すれば
「主要モンスターが重すぎてデッキがまともに回らないのでは?」
という印象を見事にひっくり返してくれます。
また、他の特徴としては、王は2人もいらない、と言わんばかりに同名モンスターがフィールド上に存在できない共通効果を持ち、基本的に種族も属性もほぼ全てバラバラなので、種族デッキに出張する余地があるくらい相性のいいカードもたくさん存在します。
その上、「光の王 マルデル」以外のすべてのモンスターがクイックエフェクト(相手のカードの効果の発動に対してチェーンして効果を発動できる)持ち。
相手ターン中にクイックエフェクトを駆使して妨害をする、という戦術はデッキの回し方を覚えるのが難しそう……という印象を抱く人も
いるかもしれませんが、このデッキに関してはとりあえず「王の舞台」を発動してターンエンド
するだけで小難しいことを考えなくてもなんか知らんけどでかいモンスターが出てきた感がめっちゃ面白くてクセになります。
構築の自由度の高さもジェネレイドの魅力。どのデッキでもそうですが、「正解の構築」というのはないので興味を持ったらぜひジェネレイドで遊んでみて欲しいです。
長くなりましたが、以下各カード解説。
王の影 ロプトル
レベル4でありながらジェネレイドのキーカードのひとつ。メインフェイズ限定とはいえ、スペルスピード2で任意のレベル9「ジェネレイド」モンスターを「ジェネレイド」モンスター1体をコストにして場に出せるのは強力。また相手ターン限定とはいえ、「ジェネレイド」モンスターの攻撃力及び守備力を上げる永続効果でトークンやモンスターの場持ちにも貢献する、下級としては破格の性能を持っています。その場に応じて必要なジェネレイドを呼び出していきましょう。
光の王 マルデル
「ジェネレイド」カードを手札に加える効果が強力だけれども【植物族】でも重宝する汎用効果を持っています。
前述のロプトル以外にも「ローンファイア・ブロッサム」が初動カードに化けるので採用を検討できます。
氷の王 ニードヘッグ
チェーンを組まない特殊召喚(S・X・リンク・「融合」を必要としない融合モンスターの特殊召喚など)をリリース1つで無効に出来ます。
「ライオウ」みたいなもん。置いておくとそれなりに牽制になります。大抵の場合は相手はニードヘッグの効果を「使わせる」ように動いてくるので
「ニードヘッグによる妨害は越えられる」ことを見越したうえで相手の動きをどう止めるかまで考えていくのがジェネレイドを使う上で重要かもしれません。
また「融合」や「死者蘇生」、各種RUMなどの魔法や罠、モンスターの効果による特殊召喚など「カードの効果による特殊召喚」は無効に出来ないので注意。
虚の王 ウートガルザ
カッコいい系モンスターの多いジェネレイドの中でっかいお城に擬態してるかのようなファンシーなイラストが異彩を放つジェネレイドのマスコット。
しかしファンシーなのは見た目だけ。コストが他に比べて重く対象をとるものの、除外効果をクイックエフェクトで使えるのは非常に強力。刺さる相手には徹底的に刺さります。
死の王 ヘル
墓地のジェネレイドの特殊召喚が可能。
特殊召喚出来るのはアンデットもなので、【アンデット族】を中心にデッキを組むことも検討できます。
また、「灰流うらら」などの手札から墓地に送って効果を発動するモンスターが「墓穴の指名者」などの対象になった時にこのカードで特殊召喚
することで回避することも可能です。まあそんな状況で相手が墓穴発動してくるかといったら多分ないんだけど一応……。
轟の王 ハール
このデッキの切り札。切り札なのにかなりお手軽に出てくる。
コストは2体必要なものの、それに見合った「効果の発動を無効にし破壊」する効果を持つ上、ステータスも攻撃力、守備力共に3000と高水準。
これが出てくるだけで相手は頭を抱えてくれます。楽しい。
地味に破壊以外のモンスター除去効果も持っているので、相手が手札に何か加えたら必要に応じて発動していきましょう。
失楽の魔女
召喚に成功した時にデッキから「禁じられた」速攻魔法を手札に加える効果、また相手ターンにデッキからレベル4の天使族モンスターを
特殊召喚する効果を持ちます。「禁じられた一滴」などの強力な速攻魔法、またこのデッキのキーである「王の影 ロプトル」に
アクセスできる便利なモンスターです。
王の舞台
このフィールドが実質ジェネレイドの本体。相手がデッキから手札に加えた際に発動しジェネレイドモンスター1体を特殊召喚する効果、さらに相手ターンに特殊召喚した場合はトークンを可能な限り特殊召喚する効果を持ちます。
疑似的にですが1枚が5枚に?????!!!!!!!?!!!?!と叫びたくなる効果を持っているのでよくよく考えるとなかなか頭おかしいこと書いてるな……となりますね……。
禁じられた一滴
コストにしたカードによっては相手にチェーン発動を許さずに複数の効果モンスターの効果を対象をとらずに無効にできる可能性を持つ速攻魔法。
星遺物の胎動
レベル9モンスターを手厚くサポートする便利なカード。適当にジェレイドモンスターを対象にとるだけでもリンク3に繋がったりエクシーズに繋がったりするので強い。このデッキではピン刺しですが普通に3枚入れても機能すると思うので自分のデッキと枚数は相談して投入しましょう。
王の襲来
テラ・フォーミング
メタバース
終焉の地
「王の舞台」を発動するためのフィールド魔法サポートカード群。
特に「王の襲来」はデッキ及び墓地からも「王の舞台」を発動でき、さらに効果発動条件を満たすために相手に1枚ドローさせるおまけつき
なので積極的に採用していきましょう。
EXデッキについて
【ジェネレイド】もそこまでEXを多用するほどEXに依存するデッキではないのでぶっちゃけ強金とかで吹っ飛ばしてもいいっちゃいいんですが、
「真竜皇V.F.D.」を筆頭に各種ランク9汎用モンスター、またリンク召喚からXに繋げられる「武神姫-アハシマ」、
ジェネレイド3体からリンク召喚できる切り札性能を持つロマンの塊「星神器デミウルギア」も採用しています。20thを見せびらかしたいだけではない。決して。
あとは「超融合」をメインに入れてみたので、比較的見かける機会が多い、かつこちらのモンスターも融合素材にできる融合モンスターを中心にEXに
入れてみました。
登場してからずーっとお気に入りで使ってたデッキなので結構頑張って真面目に書きました!!!!!
登場当初は割とアレな扱いを受けていたのですが的確な介護強化カードをもらってかなりじわじわ戦えるようになってきたどころか使うと相手が頭を抱えてくれるのが見ていて楽しい^~ってデッキになったのが嬉しいですね!
最後になりますが、このテーマは本当にいろいろな可能性がある、これからもまだまだ伸びしろあるテーマなのでぜひぜひ組んで遊んでみてください!!