漫画『私のジャンルに「神」がいます VOL.2』感想

※ネタバレを多分に含みます。
各エピソードの感想に飛びたいひとはこちらの一覧から。(クリックで飛びます)


待ちに待った、待望の続編。 連載中は色々と環境の変化もあって、あんまり動かしていなかったPixivのアカウントをとうとう削除して、創作の活動はサイト一本に絞ることにしたり、初めての同人誌制作に向けて原稿やったり色々取り組んでいたので、 「ジャン神」世界の登場人物たちの苦悩や感情により近づくことが出来たような気がする。 Twitterもピクシブも削除してしまったので今後の連載とかはいつかネット上では追えなくなる可能性も出てきたけど……。 動きがある度にお知らせをしてくれる心優しい同士やオタクの皆さんには本当に頭が上がらない。 いつもありがとうございます!
さて、このページの大半は日記で書いていた感想を再度編集し直したものなんだけど、読み返してみると連載の再開が 2021年の8月終わりで、それから9月下旬にはもう2巻が出る、というお知らせが来ていたので衝撃を受けた思い出がある。
相当人気出たんだろうな~、作者の真田つづるさんは他にも『彼女の音色は生きている』という漫画を2021年中に短期連載して単行本を発行されたので、こちらも時間を見つけて感想を纏めようと思う。
各エピソードの感想に入る前に、ついでに流れでこの辺の話もしちゃうんだけれども、今の時代、SNSでバズる→書籍→アニメ化するみたいな流れってかなりフツーになってるよね。『王様ランキング』、『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』、そしてまさかの『ちいかわ』こと『なんか小さくてかわいいやつ』まで短いけれどもアニメになっちゃってるらしいので、作品そのものの面白さや共感性の高さも勿論あるからこそのバズり、人気があることは疑いようは無いんだけれども、いやはやSNSの力に恐れ入るばかり。
さて。じゃあ『ジャン神』も売れればアニメ化ワンチャンあるんか? と思わなくもないけど、いかんせん扱っている話題が話題というか、オタク女の中でも大抵漫画やアニメの男キャラを原作者の意向も無視して勝手に同性愛者にして遊んでるヤバい趣味の腐りきった女を描いてるので……いや本題はそこじゃない……そこじゃないしむしろそんなヤバい趣味の女が女同士の関係で呻いてるところを見るのが楽しい作品なんだこれは……ってのはあるんだけどこう……さあ……?
推しが動いてるとこ見たくはあるけど、我々腐女子のことはもうそっとしておいてくれ、という感情も確かにそこにはあって……もうSNSでバズったから手遅れ感はあるが……。いやまだなんの話も聞いてないのに勝手に心配するのも滑稽だけどさ……。 もしこの先万が一アニメ化するんだったらアニメーション制作はぎゃろっぷ、脚本は吉田伸、キャラクターデザイン原憲一でお願いします。

冗談は置いといて本題に入ります。以下から各エピソードの感想のまとめ。
ここに置いている感想は畳まず進めてるので注意。

第1話 「斜陽ジャンルに舞い降りた神」
ん? なんだかこの今回の主人公の女性……初めて出るキャラのはずなのに、な~んか見覚えあるな? って思ったらジャンルが 『バトコア』。
アッ!!!!!!むぎさん!!!!!!お久しぶりです!!!!!!
[むぎさん とは]
むぎさんはハイブレの同人女である友川さんの同人誌全然捌けなかった回に登場した女性。(シーズン1の第6話「素晴らしき過疎ジャンル」参照)友川さんの長年のフォロワーというか友人のバトコア同人女、みつばさんの数少ないであろう同志の1人。 該当回では彼女とみつばさんの2サークルのみでバトコアジャンルで参加していた。
というわけでこのお話は、むぎさんとみつばさんというジャンル一緒の仲良しさんの過去編にあたることになる。
さて、ほんへによると むぎさんは4年前、学生だった時代にバトコア沼に落ちてから同人をやり始めたとのこと。 毎年1冊本を発行しているらしく、シーズン1で友川さんが手に取った本が2012年の発行で、ジャン神世界のシーズン1、2020年の時間軸のお話からは8年前。(シーズン1は一部2020年中の出来事ではない話もあるけれど) なので今回のお話はシーズン1の友川さん関連のエピソードからはおよそ4年前ということになる。
さて最初こそもうだいぶ人減ってるジャンルに新規さんが来た、しかも自分と推しが同じ。その上小説まで書いてくれるとなってワクワクが止まらないむぎさん。 しかし交流上手かつ、明るい話をクオリティ高く仕上げる腕を持ち、筆まで早いみつばさん。交流が苦手、書き上げる作品はシリアスが多めで書いているうちに推しが死んでしまうタイプのむぎさんは、彼女に次第に劣等感を 抱くようになる。彼女は毎日ジャンルで楽しそうにしているというのに、自分はイベントの原稿もろくすっぽ進まない……。 更にみつばさんに対するいらん一言入りの賞賛リプライがむぎさんの溜まったモヤモヤに着火。
燃え盛る大地!!!!!!!!(カチカチカチカチボッ)

そしてボソッと出る、
「みつばさん……早くいなくなってくれないかな……」

自らの発した呪詛にハッとしてウワーッ!!ってなるむぎさん。
ここなんか既視感、って思ったけど(いや割とこんな感じの葛藤描かれるけどね、同人女シリーズは……)ナツメさんのifだ、これ。
部屋で1人「最低なことを言ってしまった」と思っているだけならまだいいけれども、そうはならずに直接虚崎さんに呪詛を送りつけたのが ナツメさんなのかもしれないね。 まあこのお話はハッピーエンドで終わる、ということがシーズン1の2人を読んで知っている人にはもう分かっているので、ある意味安心のエピソード。ここからどうやってあの2人になるのかな~、って連載中はかなり見ててニヤニヤしていたくらい。 オタクは仲良しキャラ同士のその関係に至るまでの前日譚は絶対に好きだし。 オタク君さあ、仲良しになる前までは敵対していた、みたいな過去とか好きでしょ?
当時こんなに思い悩んでいるむぎさんが後に 「遅れてハマった人には絶対に読んで欲しいので、自分の発行した本をとっておいている」 んだよ?しかもおそらくその張本人が隣のスペースにいてさ~。いや激重だし激エモでしょ……。
以下本筋とは脱線するし感想かどうかも怪しいんだけど、むぎさん曰くこの時点でアニメが12年前のものなので人まだいるのがすごい。2022年の今はバトコアって18年前のジャンルじゃん……。 いや遊戯王とかポケモンみたいなジャンルにいるお前がそれ言う? って言われそうだけど……。 でも遊戯王もポケモンもシリーズ長寿ものだし、バトコアってホビアニっぽいけど シリーズ化はしなかったんだろうか……。 なんか女性だけじゃなくてホビーとかプラモを粛々と紹介するタイプの個人サイトやブログ 運営してる男性のファンもいそうだよなバトコア…… 伝わる? このフィーリング。 いつの日かビーダマンがボトルマンになった時みたいにバトコアが形を変えて舞い戻ってきてみつばさんとむぎさん発狂する回とか来ない? ていうか来て。
自分の心を近所の公園で1人落ち着けた後、イベント欠席をする決心をし、同人もそのまま辞めてしまうかと思われたむぎさん。 しかし同僚の仕事を肩代わりしてあげたことがきっかけでネイルに興味を持ち、初めてネイルサロンへ。 推しのイメージのネイルをしてもらう相談してる間にそこのネイリストさんもオタクだということでお互いに盛り上がり、 同人の悩みもなんだか聞いてもらったりする流れに。そして「自分はなぜ同人をやっているのか」 ということに自分なりの答えを見つけ、同人に復帰。それからはイベントに向け絶対に定時に上がるという 鉄の意志と鋼の強さで原稿を進めていく。
締め切りの当日。なんとか定時で上がりかけた彼女。 だが危うくデデドン!(残業)になりかける。 しかしそこで以前残業肩代わりしてあげた同僚の北川さんが以前のお礼にと急な仕事を請け負ってくれたことで帰宅し、無事に脱稿。 新刊を見つめるむぎさんのキラキラした素敵な顔。いや〜よかった!
自分の作品のファンは自分!って本当にポジティブだし持つべき視点だよな……。知らず知らず 自分の作品のアンチになってしまってる創作者の方が多そうというか、決して少なくないと思うので、 このメッセージは本当にみんなに届いて欲しいね……。そも同人に限らず創作した作品って最悪の場合自分しか読まない・見ない ・聴かない可能性がいつでもあるんだから、ちょっとでも自分の好きなものを作った方がいいというか、 例え自分にしか配慮してなくても、自分が好きで満足できるならそれでいい、と思うしかないよな……。 まあその代わり誰にも反応してもらえなくてもやむなしという悟りも必要かもしれないが。 この辺の折り合いの付け方が難しいね。
ちょっと脱線した気がするので話戻すけど、 みつばさんもこの当時なんかちょっと幼い気がするんだよね。 ハムスターみたいなすごい小動物みがあってかわいい……リアル中高生くらい……? この時リアだとして、12年前のアニメにハマった経緯が知りたくなるな……。むぎさんから見たらネット上では元気そうだったかもしれないけど、 自分のジャンルの同カプ書いてる先駆者たる神が自分がハマった途端にイベント不参加を表明して小説書かなくなったら、ほんとめちゃくちゃ絶望してショック受けると思うし、下手したらネトストとかもう書かないんですか攻撃とかその他諸々の迷惑行為を働く闇の同人女に堕ちてもおかしくないかもしれないから、みつばさんも 基本的に明るくて人間ができてる人っぽくてマジで良かったしむぎさんも復活できてハッピーエンドだね……。
ところでこの回に登場したネイリストさん、おけパか? というのはみんな話していると思うんだけど、2巻のオマケの ある1コマがほぼアンサーだと思っていいんじゃないかな……と。 むぎさん曰く「異様に話しやすい」そうなので、綾城さんといい、 ちょっと交流苦手とか大人しめな人と相性がいいのかもしれない。 あと ワイもネイル興味あるけど恥ずかしながら爪を剥く悪癖があるのでずっとできてない……。 挑戦したけど爪いじらない最長記録が1ヶ月……でもこういうの見るとやりてえ〜、推しネイル……。

第2話 「出戻り同人女の感情」
今回の主人公は葵さん。17年前はオタクJK生活を謳歌していた彼女も今や一児のママでパートをやりつつ主婦をやっている。 すっかり忙しくなり感覚も変わってしまいオタク趣味とは無縁……かと思われた。 しかしある日、愛娘のめいちゃんが保育園での流行りに乗っかったのか、「めいもハイブレ見る!」と大騒ぎ。 この一言がきっかけでズブズブ出戻ってくることになる。 保育園とか幼稚園、勝手に子どもが異文化コミュニケーションして色んな事覚えて帰ってくるよな。私もポケモン知ったの幼稚園でだったから分かるよ。
ところで「ハイブレ」ってバトルものだったんだ?! 洋モノの鬼滅(言い方)みたいな感じ……? なんとなくミステリ系だとか思ってた……。 自分でも『ファイ〇ブレイン』の響きに引っ張られ過ぎだろとは思うが。 ハイブレがまだアニメをやっている時期とすると、このエピソードは大体2018~19年あたりのお話ということになるのかね。シーズン1ので友川さん(2020年時間軸)が「アニメ終わって1年経つけど……」 と発言していたので。
さて同人女、この回でとうとう「いい歳して子どももいるのにそんな趣味やめなよ……」て言われる話が来ちゃったけど、基本的にハッピーエンドかつ主人公がポジティブ、ギャグテイストなので心配は無用。 あと家事を毎日頑張って愛情いっぱいに子育てしてる葵さんももちろん可愛くて素敵なのだが、(マザコン)ハイブレについて(オタク特有の早口)が付きそうなほど熱く語った後に 明らかに引いてる妹に図星つかれて真っ青になりつつガタガタ震えながら必死に誤魔化そうとしている葵さんも可愛いですね。 でもこれ案外妹もこれ将来的に出戻ってくるオチでは……? と予想してみる。
まあいい歳した私には見事にグッサリ@イグニスターだったわけですが。
ところで今は投稿サイトがメインでみんな個人サイト作ってない! みたいな言及もあった(そしてしれっと出てくる綾城さんの垢)けど、1周回ってそういうオタクも「いるさっ ここにひとりな!!」みたいな感じで今後も楽しくやっていきたいと思う。 まあひとりでは全然ないんだけども。 多分作者さんもツイッターや支部で作品宣伝してる以上、そういった投稿プラットフォームサービスの負の側面(ユーザー間トラブルはともかく、サービスやUIの使い勝手の問題)っていうのはなかなか話題にしづらいだろうし。 ていうかしたら多分作品の趣旨から次第に脱線してきそうだからそれはそれでいいのかもしれない、とも思う。 とはいえ、 これは当時のオタクさんのブログ『オタク日記』で知ったけど、支部から本文検索消えるって話マ? ってなったし、そういうとこだぞ。 (この件について言及のある該当記事はこちら)まあどうやらサーバー負荷が原因らしいが、サービスがでかくなると ユーザーの思わぬところでプラットフォームの一部サービスの提供が終了しかねない……、という好例だなあ、と感じた思い出。その後、どうやらこの発表に対して多くのユーザーが声を上げたのか、本文検索機能の終了は現在も一時見合わせになっているようなのだけれども、 2022年はますますテックジャイアントらが台頭するようなので、ネットとの付き合い方は考えていきたいよね。

第3話 「大国の小村」
七瀬メイン回。
七瀬、なんとなくそういうキャラだろうな〜とは思ってたけどやっぱり今まではメジャーCPでの活動が主だったっぽい。 そしてゲームであるということ以外謎だった『KTG』が今回の話で『あんさんぶるスターズ』とか『アイドルマスターSideM』みたいなゲームということが判明。 私はどちらもやったことないけどまあ多分アイドル育成系ソシャゲと。 名前の響き的にFGOみたいなイメージ持ってたけど違ったな。 今後も作中の同人女の推しジャンルの情報もっと出てきたら嬉しいな〜。 そしてマイナーCP羨ましい発言、刺されそう。七瀬、夜道に気をつけろよ。 しかも直後に沼に落っこちてるの即落ち2コマ過ぎる。ところで作品の解釈違いでキレたりしないで「私向けの作品じゃなかった……」と極めて冷静に そっ閉じできるのに何でおけパと綾城さん絡みになると途端にキレちゃうの? 恋? かわいいね。 そして相変わらず七瀬の感情爆発シーンは悲惨だけど笑ってしまう。何でそんな仲がいいのかって? 綾城さんが中島と仲いいのにはちゃんと理由があるんだよ……! その理由を知ったときに果たして同じ言葉が言えるかな!? 楽しみだぜ……。
そしておけパの人望。 この人、アンチもいるけど仲いい人は多分それ以上にいっぱいいるんだよなあ。 クール系同人女の鈴木新キャラだな。
「まったく仕方ねえな…10ページだけだぞ…」←すき
たくさんのリプ見た七瀬のズコー!!もすき。嵐のような展開の速さ。告知サイト作る行動力。そして マイナーカプにハマっちゃう七瀬のif二次はうちのサイトでも書いてたけど、やっぱり公式でこういう オアーッ!!てなってる七瀬が1番かわいい。七瀬って複数回登場しているメインキャラの中でも実力確かな人気の字書きのはずなのに、彼女と仲のいい特定の人間ってまだ作中に出てきてないんだけど、これはたまたまなのか、作者さんが意図的にそういう描写をしているのかは不明だなあ。 七瀬の交流も普段どうしてるかは明確に書かれてないし、普段外野からは綾城さんと似たタイプのクール系であんまり交流とかしないタイプともしかしたら思われてるのかもしれないけど、実際はこんなやかましいなんか楽しい女の子だぞ! って言いふらしたくなるな。 七瀬と誰かがいちゃいちゃしてるとこ見たいので、そのうち作中で何かそういう出会いが生まれるといいな。
さて憧れの作家である綾城さんの作品を逃すわけにもいかず、結局イベント会場に出向いてマイナーカプのアンソロ本買いに行く七瀬。 IQ2億のハムスター氏かわいい。 彼女を一瞬おけパと思わせてからの頑なにおけぱの顔見せないスタイル。 もうここまで来たらこの方針で最後まで突っ切って欲しさも出てきたな。 そしておけパの交友関係の広さ。 多分ジャンル変わっても仲いい人めっちゃいるんだろうな……。 あと七瀬みたいにあくまで作品と作者を切り離して評価できたり、気に入った作家の作品を追い求めてどんなジャンルやカプでも読んでみるっていうのやっぱなかなか稀だろうな……。 七瀬、「これは私向けではない」とそっ閉じした作品あったけど、綾城さんの書いたものではそういう経験無いのかな? まあ無いから買いに来てるんだろうけど……。 需要あるとかないとか売れる売れないじゃない、夢は見るのは簡単だけど叶えるのは難しいか……。こういう気持ちで私も頑張りたい。
しかし会場で「こんな本需要無いでしょ」って言っちゃう女の子たちはどうかと思うぞ。マイナーCP者に殴られても知らんぞ。 いや~おけパ本人に聞きたさあるんだけど、おけパもこのカプに沼ってしまった決定的瞬間とか、自分だけの最強コンボを発見した 瞬間あったんでしょ? 経緯がめっちゃ気になるな……。 意味不明なカプにハマってしまう人、TCGの才能あるのでみんな TCGやろう。 ちなみにマイナーカプにハマるタイプの女、同シリーズの世代違いのキャラ同士の掛け算とかならまだかわいい方で、異次元のハマり方する人は文字通り異次元でカプ組むというか、クロスオーバーとかコラボで 一緒にいたことある! みたいな感じで違う作品同士でカプにしたりとかもするし、そもそも本当にマジで接点無くてもカプにして「顔カプじゃんw」みたいな野暮な突っ込みすらダンプカーで跳ね飛ばしていくタイプの腐女子とか世の中にいっぱいいるイメージある。

第4話 「あの頃の同人女」
おそらく葵さんよりもっと前の世代の同人女のお話。コミケの会場が晴海だった時代のようで、調べてみたところ、 晴海が会場だった時期はだいたい1981年~1987年頃だそう。ジャン神の2021年の話からだいたい30~40年ほど前の話になるのかな。 主役の2人はこのお話だと中高生くらいだろうか。でもバイトできるからやっぱり高校生かな。2人のジャンルは 『流星スマッシュ』って作品名だけど、おそらくモデルはこの頃ジャンルが全盛期かつ晴海で会場に女性もいっぱい来たっぽい『キャプ翼』だろうなあ。 年をとっても仲良しでいて欲しいなあと願ってしまう。
こんな若いのに当時めちゃくちゃ今より更にずっと大変だったのに書き手として活動していた2人がすごいとか、ノートに小説書いてたとかの情報とか明らかにこれジュネだよねとか色々書きたいことがあったはずなんだけど、蓮見さんの美少女っぷりに撃ち抜かれて語彙が死んでいる。 蓮見さんのキラキラ美少女っぷりとうちに秘めているちょっと暑苦しいとこがめっちゃすき……。 蓮見さんちょっと見た目がセーラーサターンとかに似ている……。 かわいい……。 ジャン神さあ、シーズン2での推しになったの、よしはすなので いつかよしはすでなんか書きたい……。 はすよしでもいいけど。でも思いついた話は合同サークル組むようになった好野と蓮見だけど蓮見神格化厄介前ジャンルオタクに粘着されて剃刀入り手紙とか破かれた同人誌送りつけられる好野がストレスでゲロ吐く話なので暗いし最悪だよ……。

第5話 「おけけパワー中島の憂鬱」
今回の書き下ろし。ちょっと幼い綾城さんがかわいい! これ、やっぱ中島さんのが年上なんだろうなあ。綾城さんが高校生くらいだとしたら中島さんはバイトしながら技術磨いている専門学校生か成人済み社会人だろうな……。 心無い言葉で時々落ち込んで不安になりながらも、支えてくれる人がいるっていうのは幸せなことだよなあ。 前回のお話は創作活動を辞めてしまいそうになる綾城さんを励ます 中島さん、今回はその立場が逆になっている話だった。 うーん。 これ読んでしまうと、ほんと、七瀬の入る隙が無い……って思う。 でも四六時中べたべたって訳でもなくて、この2人、ちょっといい話している最中に寝ちゃうくらいに気の置けない仲なんだな~っていうのが最後に分かるのがなんかすごくいい。

シーズン2を収録した単行本の発売後、次回作の構想のためにということで同人女の感情体験談の募集フォームみたいなのも設置されていたので、今後もジャン神ワールドが続いていくんだな~と思うと楽しみで仕方がない。 これからも応援していきたいな。