セッション自体は2022年の暮れ、12月17日土曜日でした。
「チェンソーが使えるシナリオ……!?」ということで参加者の皆さんが始まる前からワクワクしていて、見ているこっちも楽しかったです。実際のセッションはもう、すんごい色々起きまくってハラハラしましたけど……! でもクリスマスを前に大変いい思い出になりました! みんなとの冒険がプレゼントだぜ……!
以下からセッション内容や感想など。当然ネタバレ注意。
今回のシナリオの導入だけれども、「今年取れたはちみつの色と味が異常」と訴える、とある養蜂場のオーナーから鬼霧の探索者、正井さん(警官)が調査の依頼を受ける。そしてウェブサイトに養蜂場お休みのお知らせが掲載されるんだけれども、他の探索者の方はみんなは噂を聞きつけたりこのお知らせを見るなりして、奇しくも正井さんと同じタイミングで来訪した……というていでスタート。
インディ・ジョーンズみたいでカッコいい探検家兼教授の沙原拓己さん、色々と怪しい古物商の陳叢男さん、探偵の助手になりたい大学生の綿来もこもさんなど、めちゃくちゃ濃いメンツが集まってくる。いやーすごいな。
オーナーさんから出してもらったお弁当とお茶を飲みつつ、詳細な話を聞いていくと、
などの情報をゲット。
そして実際の蜂蜜を見て正気度チェック。こんなにインスタ映えしそうな蜂蜜なのに売り物にならないなんて……。綿来さん以外SANチェック成功。そしてちゃっかり蜂蜜をもっていくソウさんであった。
いよいよ現場に向かうとなって、まずは人数分防護服とヘルメットを借りる。戦闘不可避ということで気を引き締めていくう。ここで正井さん、箒を借りるんだけど結局武器としては使わなかったな。さあ出発、というところでなんと地震速報。震源はここ、新潟付近で震度五弱。このときはこの地震がキーになってくるとは思いもせんだ。
関係者以外立ち入り禁止となった廃工場には建物が二つ。お菓子を作っていた工場と二階建ての寮が。まずは工場から見ていこう、となりオーナーさんには6時頃迎えをお願いし、一同中へ。
まず直近で人の出入りがないか? と受付付近を物色する一行。工場のパンフレットを発見。中には見取り図が。写真付きで大きな木とたくさんの小さな花が映っている。ここでこれが何の花か特定しようとするも、写真が小さすぎて誰もわからず。
それから事務室へと向かうと机や備品などが置きっぱなし。引出があるので開けてみると、中にノートが。これは重要そう。開いてみるといわゆる「かゆい うま」的な日誌だった。
本棚をチェックすると、「金の匂いがする」とチェンさんが会計資料を発見! しかもイクストリーム成功し、会社はなんと赤字続きなことが判明。研究開発費が多すぎるようだ。 さらに探索を進めると、生産ラインの奥に見取り図にはない扉がある。絶対何か起こるやつじゃん。
進まないわけにもいかないので、休憩を挟んでから奥の扉へ。
窓のない暗い廊下が続いており、チェンさんが先頭に。このあたりからどんどんホラーな雰囲気が増してくる! 奥の方に奇妙な光が出現したり、異様な木との戦闘が発生したり……。特になんと今回KPのダイスが荒ぶりまくり、戦闘の要であるチェンさんが重傷に……! しかし一方で佐原さんがクトゥルフ神話の知識をどんどん蓄積していったりと、凄まじい展開になっている。KPのオタクさんからも1回のセッションでこんなに上がるのは稀なんじゃないかと驚きのコメント。
いろんな場面で学生であるももこさんに助けられる場面が多かったです、正井さんは。ホント彼女がいなかったらどうなってたか分からないし、回避の必要性を痛感した。あと、探索者の別行動ダメ、絶対。
いったん施設を出て現状の整理。社員の使っていた寮で様々なキーとなる情報やアイテムをゲットした後、再び施設へと潜入。ただ、この時点ではどういう風にすればこの施設を攻略できるのかは誰も分かっていなかった。
再び施設に戻り、なんやかんやあって戦闘をしながら最後の難題に取り組む四人! ここに来て沙原さんが指を怪我したりしてマジでどうなるんだ?! ってなってました。結果としては無事キーとなるものの修理を二つ終えて無事生還! おつかれさまでした!
おしまい